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人間がアイディアを思いついた場合、それを相手に伝えるためには可視化や言語化が必要です。そこで、コンセプトアートによって可視化して、伝えることがあります。

特にクリエイティブな仕事でチームを組んで対応する場合、イメージの共有としてコンセプトアートを取り入れるのがおすすめです。それでは、コンセプトアートとは具体的にどのように実践すれば良いのでしょうか。

この記事では、コンセプトアートの目的や大事な考え方、仕事にする方法などを解説します。

CG・ゲーム業界のプロとして働くならクリエイティブアカデミーがおすすめ

近年、CGなどのグラフィック技術の向上に伴いCG・ゲーム業界が盛り上がりをみせています。そんな成長し続けているCG・ゲーム業界で働きたいという方も多いのではないでしょうか。CG・ゲーム業界で働きたいのであれば、クリエイティブアカデミーでCG・ゲームについて学ぶのがおすすめです。クリエイティブアカデミーの特徴は以下のとおりです。

  • 業界就業率90%を超える圧倒的な実績
  • 過去6年で543名がプロとして就職
  • 密度の高いフィードバックが貰える少人数コース制度
  • 業界で活躍するプロフェッショナルが現場レベルで指導
  • 有名案件を多数制作1000人を超えるスタジオ機能

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コンセプトアートとは

コンセプトアートとは、映画やゲームなどのジャンルで使用されているプロジェクトのデザインイメージのことを指します。アイディアや雰囲気といったビジュアルコンセプトを事前に視覚化したうえで、絵として表現した設計図としてアウトプットします。

何かを始めようと考えている際に、最も大切なことを絵として表現したものをコンセプトアートと呼ぶのです。コンセプトアートは、コンセプトデザインや、ビジュアル開発などと呼ばれるケースもあります。

自分の想いを伝えたい場合、なかなか相手に思いどおりに伝わらないケースが多いです。そこで、言語やデザインなどの手段によって意図を伝えようとするのがおすすめです。その手段の1つがコンセプトアートとなります。

コンセプトアートの考え方

コンセプトアートでは、プロジェクトに関連するメンバー全員でイメージが共有できるように対応しなければなりません。そこで、構成の考え方を常に念頭に置いて進める必要があります。

コンセプトアート作成を進める前に、スケッチでイメージを膨らませることが一般的です。この段階では、誰に対しても伝わるものである必要はなく、短時間でラフなイメージを続々と描くことがおすすめです。

普段の生活で触れる情報や小説、映画などはアイディアを生み出しやすく、構図の参考になるでしょう。

いくつかのイメージをスケッチして、そのなかから良いアイディアが生まれたらさらに膨らませる形で構図を作成していきます。以上のような考え方でコンセプトアートを具現化するのが、スタンダードな方法です。

コンセプトアートの目的

コンセプトアートの考えを用いる目的として、主に以下2つが挙げられます。

  • 社内の意識統一のため
  • アピールのため

目的を正しく理解しないと、誤った方向性に進んでしまうために注意が必要です。各目的の詳細は、以下のとおりです。

社内の意識統一のため

コンセプトアートを取り入れることで、社内の認識を統一化できます。ゲームのジャンルで言えば、ゲームの世界観やテーマ、雰囲気が把握できるように描きます。

ゲームの世界で表現したい内容を見える化することで、企画書の内容をより社内で伝えやすくなるでしょう。意思が統一化されれば、同じベクトルを向いてスムーズにプロジェクトを進められる効果も期待できるでしょう。

アピールのため

コンセプトアートは、顧客やユーザーに対するアピールとしても活用できます。クリエイティブな仕事において、企画書をベースにプレゼンテーションを行うことが一般的です。

ただし、企画書は基本的に文字による情報がメインです。細かなニュアンスが伝わらないケースもあります。そこで、コンセプトアートで具体的なイメージをアウトプットできれば、より強くアピールできます。

ゲームにおけるコンセプトアートは、ユーザーに対して期待感を高めることも可能です。

コンセプトアートが使われているジャンル

コンセプトアートの歴史は意外と長く、古くからさまざまなジャンルで使用されています。代表的なジャンルとしては映画が挙げられ、ファンタジーやSFを題材とした制作現場で頻繁に用いられています。

古くは1937年に公開された白雪姫や1940年公開のピノキオで、すでにコンセプトアートが用いられました。特に、ディズニーのコンセプトアートはとても有名な存在です。

日本では、特にゲーム業界で用いられます。代表例として、モンスターハンターやドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーXIなどの大ヒット作で使用されています。

初心者でもできるコンセプトアートの作り方

コンセプトアートとは、一見するとプロのクリエイターでしか作成できないイメージがあるかもしれません。実際、初心者でもコンセプトアートを作ることは可能です。

初心者でも作成可能なコンセプトアートは、以下のステップで作成できます。

  • ヒアリング
  • ラフスケッチの制作
  • シルエットをつける
  • 立体感を与える
  • 色を塗る
  • 細部を書き込む
  • レイヤーを使用して調整

各ステップの詳細について、解説します。

ヒアリング

コンセプトアートを製作する最初のステップとして、クライアントに対するヒアリングからスタートします。トリガーとなるのはクライアントからの引き合いであり、プロジェクトの打診を受けて対応可否を検討します。

このタイミングで、大まかなプロジェクトの概要を確認したうえで対応すべきかどうかを慎重に決定してください。プロジェクトを引き受ける場合、クライアントとの間でどのようなイメージの作成を希望するのかをヒアリングしましょう。

ラフスケッチの制作

クライアントにヒアリングしたうえですり合わせが完了したら、ラフステッチの製作に取り掛かります。ラフスケッチはイメージを数パターン作る段階です。特に制約などを設けず思いつくままアイディアを出すのがおすすめです。

ただし、ラフスケッチがベースとなって詳細のイメージを作り出す必要があるため、ある程度形が整っている必要があります。イメージだけをラフスケッチよりも荒く作成しておき、採用できそうなイメージをラフスケッチする方法も良いでしょう。

シルエットをつける

ラフスケッチが完成したら、デジタルデータとして取り込んで具現化します。これにより、効率よく高いクオリティのコンセプトアートを作成できるのでおすすめです。

デジタルデータとして取り込む場合、Photoshopを使用するとより本格的な作品を作り出せます。Photoshopでデータとして取り込んだ後に、シルエットをつけていく作業に入ります。

シルエットをつける際には、立体の把握は線画では困難なため、グレーのシルエットに分けて作業しましょう。

立体感を与える

シルエットをつけるだけでは、まだリアリティに欠けてイメージがわきにくい作品となってしまいます。そこで、立体感を与える作業を実施しなければなりません。

シルエットをつける際に、より濃淡をはっきりさせて立体感を与えていきます。同時に、光源を踏まえたうえで陰影をつけることで、より立体的な作品に仕上げることが可能です。

特に、3DCGで表現したい場合はシルエットをつけて立体感を与える作業はとても重要です。

色を塗る

立体感を与えた後に、色を塗る作業に入ります。Photoshopを用いて、複数のレイヤーを重ねながらよりリアリティのある色合いを表現できるかが重要です。

色を塗る際には、コンセプトをより強調できるかを念頭に置いて作業しましょう。また、過度にカラフルになりすぎないように、配色のバランスを考えてカラーリングしていく必要があります。

ほかにも、見た人がコンセプトアートを通して語る物語に没頭できるように支援できるかが着色時のポイントです。

細部を書き込む

着色まで完了したら、より詳細な部分の作り込みに入ります。すでに完成形に近いイメージとなるので、完成状態を意識して細かな点に至るまで妥協せず作ることをおすすめします。

書き込み時には、全体が均一化しないことを心がけて作業しましょう。特に強調したいポイントや視線が集まりやすい箇所を中心に進めるのがおすすめです。

細部の書き込みが完了した後に、改めて色合いなどのバランスを調整してください。

レイヤーを使用して調整

ほぼ完成形に近づいたら、効果レイヤーを重ねて調整していきます。効果レイヤーとして、主に以下を使用するケースが多いです。

  • オーバーレイ
  • ハードライト
  • 乗算

レイヤーによって、光や影を強調してより濃淡が明確になります。ただし、オーバーレイの場合は色の変化が生じやすいので注意してください。

レイヤーを用い、全体を調整して完成となります。その後、クライアントに提出してフィードバックがあった場合、修正したうえで最終納品します。

コンセプトアートを仕事にするならコンセプトアーティストに

コンセプトアートを仕事としたい場合、コンセプトアーティストになることをおすすめします。コンセプトアーティストとは、映像作品で使用するビジュアルについて、コンセプトに従ってイラストなどで視覚化する仕事です。

コンセプトアーティストは、クリエイティブイメージをアウトプットし、デザイナーやディレクターなどにイメージを共有することが主な役割です。コンセプトアーティストの主な就職先は、ゲーム制作会社や映画制作会社となります。

コンセプトアーティストはこんな人におすすめ

コンセプトアーティストは、特に以下の人におすすめの職業です。

  • 想像を膨らませることが得意な人
  • アイディアを具現化するのが好きな人
  • 根気強さを持ち合わせている人

コンセプトアーティストは、コンセプトに従ってイメージを具現化する必要があります。イメージを作り上げるためには、さまざまなアイディアを生み出せるかがポイントです。

そこで、想像を膨らませることが得意な人はコンセプトアーティストに向いています。また、アイディアがあってもそれを可視化できなければ意味がなく、アイディアを具現化するのが好きな人でなければなりません。

ほかにも、根気強さを持ち合わせている人がコンセプトアーティストに向いています。

コンセプトアーティストの仕事内容

コンセプトアーティストは、以下の仕事を担当します。

  • クライアントとの打ち合わせ
  • コンセプトアート制作
  • 提案
  • イメージ共有

各仕事の詳細は、以下のとおりです。

クライアントとの打ち合わせ

コンセプトアーティストの場合、いかに依頼された内容を満たした作業ができるかがポイントです。そこで、監督やディレクターを筆頭とした制作スタッフとの間で、作品のコンセプトに関する打ち合わせを実施します。

作品のジャンルによって、どのようなコンセプトアートを作成すれば良いかが変化します。あくまでも、スタッフが共通して目指すべきゴールに向かって対応する必要があり、すり合わせは重要な作業です。

打ち合わせにおいては、ニーズの把握が重要となり、コンセプトアーティストに求められるスキルです。

コンセプトアート制作

コンセプトアーティストのメインとなる業務が、コンセプトアート製作です。打ち合わせを実施して決定したコンセプトを、ビジュアル化していく作業です。

ビジュアル化する方法はさまざまであり、作品によって要求されるタッチで描写していきます。いきなり完成形を目指すのではなく、初期の段階ではラフデザインを作成したうえで方向性をすり合わせましょう。

そして、具体的なイメージを練りこんでいく形を取ります。いかにコンセプトやイメージに沿ったコンセプトアートを制作できるかが、コンセプトアーティストに求められます。

提案

作成したビジュアルコンセプトを、クライアントや社内スタッフに共有します。出資者へ提案する際には、ビジュアルコンセプトをベースとして採用の可否が決まるので、重要な局面となります。

製作したコンセプトアートは、一度で認められるケースはほとんどありません。フィードバックを受けて修正していく形が一般的です。修正を加えることで、より依頼者のニーズを反映させた作品が仕上がっていきます。

また、自ら積極的に改善提案を行うことで、より実際のイメージに近いコンセプトアートを作り出すことが可能です。

イメージ共有

依頼者に提案したコンセプトアートが認められて採用されたら、制作スタッフに共有してください。実写映画の場合は、コンセプトアートに即した大道具や衣装の作成がスタートします。

ゲームの場合、デザイナーやクリエイターがゲーム内のキャラクターをデザインしていく流れとなります。自分が作り上げたコンセプトアートのイメージと、製作スタッフとの間でいかに共通認識を持てるかが重要です。

そこで、イメージの共有は非常に重要な仕事となります。疑問点などがあれば、お互いが妥協せず話し合って同じベクトルで進めましょう。

コンセプトアーティストに必要なスキル

コンセプトアーティストとして活躍するうえで、必要となるスキルとして以下が挙げられます。

  • 3DCG・2Dツールの使用経験
  • イメージ力
  • コミュニケーション能力

各スキルの詳細は、以下のとおりです。

3DCG・2Dツールの使用経験

コンセプトアーティストには、3DCGや2Dツールの使用経験が問われます。ものを観察したうえで形にするためには、デジタルツールなどを用いてアウトプットするスキルが必要です。

特に、リアルな表現が可能な3DCGはコンセプトアーティストとして活躍するために持ち合わせていたいスキルです。他にも、デザイナーとして基礎的なツールとなるPhotoshopやIllustratorを扱えるかどうかも重要となります。

さらに、作業する現場によって使用するソフトが限定され、そのツールを使いこなせるかも問われます。

イメージ力

コンセプトアーティストの場合、文字や言語情報からイメージを膨らませて、イラストを作成する必要があります。そこで、コンセプトアーティストには発想力や想像力が問われます。

1つの単語や文章から、さまざまな内容を連想してイメージを膨らませなければなりません。クライアントが望むイメージを作り出せば、ニーズに沿ったビジュアルコンセプトを作成することが可能です。

逆に、言語化や具現化が得意な方もコンセプトアーティストに向いていると言えます。

コミュニケーション能力

コンセプトアートは、自分ひとりで製作するものではありません。基本的に、チームを組んでプロジェクトの一環で作業します。

クライアントやディレクターの意向をくみ取って作品を作り上げる必要もあります。そのため、いかにコミュニケーションを取れるかが重要です。特に、コンセプトアーティストをまとめ上げる存在の場合、プロジェクトマネジメント能力も問われます。

以上のように、コンセプトアーティストはいかに協調性を持ちつつ、周囲とコミュニケーションを取って仕事ができるかが重要です。

コンセプトアーティストになる方法

コンセプトアーティストになるためには、以下の方法で目指せるケースが多いです。

  • 専門的なスクールや美術系の学校などで学ぶ
  • 映像制作やゲーム制作の会社で働く
  • 独学で学ぶ

各方法の詳細は、以下のとおりです。

専門的なスクールや美術系の学校などで学ぶ

コンセプトアーティストに必要な知識とスキルを習得する最も早い方法が、専門的なスクールや美術系の学校などで学ぶことです。デザイン系の専門的なスクールは多く、本格的に学びたい方にとって最適な選択肢となるでしょう。

専門的なスクールでは、コンセプトに従ったイメージの作成から、作品化に至るまでのスキルを習得できます。現役のコンセプトアーティストが講師となり、より実践的なスキルも習得できるでしょう。

さらに、産学連携プロジェクトによって在学中から企業で働く体験ができる点も魅力的です。

映像制作やゲーム制作の会社で働く

コンセプトアーティストになるためには、特別に資格が必要となるわけではありません。

ただし、映像制作やゲーム制作の会社で働く場合も最低限のデザインに関するスキルが必要です。しかし、働きながら先輩などから教育を受けてスキルを伸ばせます。下積みとしての期間が長くなりがちなのが難点です。

また、専門学校などでスキルを身につけて入社した人と比較して、収入が低くなりがちなデメリットもあります。

独学で学ぶ

独学でも、コンセプトアーティストとしてのスキルを磨いて活躍できる可能性はあります。インターネットや書籍などの情報を参考にすれば、ある程度の知識を習得可能です。

ただし、スキルに関しては実際にデザインしてみないと習得できません。そのため、独学では養いにくい点もあります。また、疑問点などが発生しても身近に質問できない場合が多く、挫折してしまう可能性もあります。

デザイナーとして一定のスキルがある場合などを除き、基本的には独学はおすすめできません。

コンセプトアートを学ぶためにおすすめの本3選

ここでは、コンセプトアートをより深く学ぶために利用したい書籍を3冊紹介します。さらにスキルをアップさせたい場合や、最新のトレンドを知りたい場合などに利用すると良いでしょう。

ファンタジーの世界観を描く コンセプトアーティストが創るゲームの舞台、その発想と技法

本書は、ファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどの人気ゲームを手掛けた3名がクローズアップされている書籍です。架空のゲーム企画に従って、その世界観を表現するための一枚絵を完成させるまでのノウハウが記されています。

単なるイラストレーション制作とは一線を画す、独特なコンセプトアート製作のプロセスや方法論を学ぶことができます。人気ゲームのコンセプトアートが、どのような形で制作されているのかを知りたい人におすすめです。

コンセプトアーティストになるために知っておきたいこと

本書では、活躍するコンセプトアーティストからのアドバイスや励ましを交えつつ、以下の知識を習得できます。

  • ポートフォリオの作成方法
  • オンライン プレゼンスを向上させる方法
  • アートキャリアの浮き沈みへの対処

インタビュー形式のヒントやベストプラクティスなども学べるので、より実践的なスキルを学ぶことが可能です。これからコンセプトアーティストとして活躍したい場合や、フリーランスの仕事を検討している方におすすめの書籍です。

「ファンタジー背景」描き方教室 Photoshopで描く! 心を揺さぶる風景の秘訣

本書は、ファンタジーテイストのコンセプトアートを描くためのノウハウを学びたい方におすすめの書籍です。王道のファンタジーからダークファンタジーまで、さまざまなバリエーションの背景を描けるようになる情報が満載です。

多彩なシーンの描き方について、メイキング形式で丁寧に解説しています。さらに、重要なテクニックについてはページを割いて、テクニック集として掲載されています。プロの思考と技術を学ぶことで、画力アップを目指しましょう。

コンセプトアーティストになるために有利な資格

コンセプトアーティストになるために、特に資格など必要ありません。ただし、就職などで優位に立ちたい場合は、ツールを習得しておく必要があります。ツールを習得するという意味でも、以下の資格があると良いでしょう。

  • CGクリエイター検定
  • Illustratorクリエイター能力認定試験
  • Photoshop®クリエイター能力試験

各資格の詳細は、以下のとおりです。

CGクリエイター検定

CGクリエイター検定とは、CGの基礎知識があることを証明できる資格であり、年2回行われています。CGクリエイター検定には、知識の理解を問われるベーシックと、専門知識の理解や応用力が問われるエキスパートがあります。

それぞれに出題範囲が異なるので、自分に合ったCGクリエイター検定を選定しましょう。難易度はベーシックがやや低め、エキスパートは20%から50%の合格率とばらつきがあります。

Illustratorクリエイター能力認定試験

Illustratorクリエイター能力認定試験とは、Illustratorを活用できることを証明できる認定試験です。試験問題は知識が問われる問題を解くわけではありません。

新規のドキュメントよりグラフィックコンテンツを制作する、実践的な試験をクリアする必要があります。スタンダードとエキスパートの2種類が存在し、スタンダードは実技試験のみです。

一方で、エキスパートの場合は実技と知識試験もあり、長時間の試験を受ける必要があります。

Photoshop®クリエイター能力試験

Photoshop®クリエイター能力試験は、Photoshopの使用における知識や技術を問われる試験です。新規のドキュメントからグラフィックコンテンツを制作する実践的な試験で、知識があるだけではクリアできません。

操作スキルと問題解決力が鍵となり、実践的なスキルを実証できる試験と言えます。本試験もスタンダードとエキスパートが存在し、エキスパートの方がより高度なスキルと知識が問われます。

コンセプトアーティストのキャリアパス

コンセプトアーティストの中には、イラストレーターとして活躍しながら、コンセプトアーティストを担当している方も珍しくありません。

デザインすることを生業としている職種で明確なキャリアパスは存在せず、このようにデザインに関する仕事に携わることが多いです。ただし、企業に雇用されているコンセプトアーティストの場合、経験次第でディレクターに昇格することもあります。

他にも、自分が作り出すデザインの方向性を突き詰めて、アーティスト性を発揮すればキャリアアップも期待できるでしょう。

CG・ゲーム業界のプロとして働くならクリエイティブアカデミーがおすすめ

近年、CGなどのグラフィック技術の向上に伴いCG・ゲーム業界が盛り上がりをみせています。そんな成長し続けているCG・ゲーム業界で働きたいという方も多いのではないでしょうか。CG・ゲーム業界で働きたいのであれば、クリエイティブアカデミーでCG・ゲームについて学ぶのがおすすめです。クリエイティブアカデミーの特徴は以下のとおりです。

  • 業界就業率90%を超える圧倒的な実績
  • 過去6年で543名がプロとして就職
  • 密度の高いフィードバックが貰える少人数コース制度
  • 業界で活躍するプロフェッショナルが現場レベルで指導
  • 有名案件を多数制作1000人を超えるスタジオ機能

クリークアンドリバーの最大の特徴は、圧倒的な就業実績です。過去6年で543名がプロとして就職していて、業界就業率も90%を超えます。就業先にはSEGAやCygamesなどの誰でも知っているような企業もあり、CG・ゲーム業界で働く最短経路を辿ることができます。

11のコースが展開されていて、なりたい未来に合わせてコースを選ぶことができます。密度の高いフィードバックが貰える少人数コース制度をとっていて、業界で活躍するプロフェッショナルから現場レベルで指導してもらえます。

アカデミーの半年間で人生を劇的に変えた方も多いです。ゲーム・CGのプロとなって「自分の人生を変えたい」という方は、ぜひクリエイティブアカデミーから挑戦してみてください。

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まとめ

コンセプトアーティストは、ぼんやりとしたイメージを誰にでも伝わりやすくアウトプットする職業です。特に想像を膨らませられる方にとって、コンセプトアーティストは最適な選択肢と言えます。

実際にコンセプトアーティストになりたい場合、専門学校に通わなくても独学でもなれる可能性があります。この記事で紹介した内容を参考に、コンセプトアートを自分の仕事にするのも良いでしょう。