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受講料完全無料のC&R Creative Academy(以下:アカデミー)が「プロのクリエイターになる夢をひとりでも多く叶えたい!」
そんな思いから、少しでも多くの人に知ってもらいたく、2月17日(金)に3度目のオープンキャンパスを開催しました!
今回の座談会は前回よりも若い卒業生4名と開催。
大勢の前でありながらも「若さゆえの苦労話」や「当時のアカデミーの印象」を赤裸々にお話いただきました。
彼らはどのような想いでアカデミーに応募したのか?オープンキャンパスに参加できなかった方々のためにレポートにしました!
アカデミー責任者の佐藤を中心に、卒業生4名にアカデミーについて語ってもらいました。
[座談会の内容]
◯入校前のアカデミーの印象と応募したきっかけとは?
◯入校後のギャップやアカデミーのいいことと大変だったこととは?
◯成長したと感じるポイントとは?
◯赤裸々に語ってもらった今後の展望
[司会]
C&R Creative Academy責任者:佐藤浩平(※以下:佐藤)
[卒業生]
・中村さん:3Dモーションコース卒業生(※以下:中村)
・柚木さん:VFX/ゲームエフェクトコース(※以下:柚木)
・松原さん:【夜間】3DCG背景モデルコース(※以下:松原)
・仙波さん:3DCGキャラクターモデルコース(※以下:仙波)
佐藤:
みなさんよろしくお願いします。
今回集まっていただいた卒業生4名の方ですが、平均年齢26歳くらいなんですよね。
前回の座談会の平均年齢が30歳だったので、また違った観点でお話が伺えるのではないかと思います。
では、みなさんの自己紹介と「アカデミーの入校前はどんな事をされていたのか」「なぜアカデミーを受けようと思ったのか」をお伺いしていきたいなと思います。中村さんからお願いします。
中村:
モーションコース卒業生の中村と申します。
アカデミーに入校前の経歴は、高校卒業後に工作機械のサービスエンジニアでした。そこからCG関係の専門学校卒業後、アカデミーに入校しました。
入校のきっかけは専門学校での就活が上手くいかなかったことです。モーションをやり始めてから手ごたえを感じられず、実力不足だと感じていました。
業界を目指すためには、もっと学ぶ必要があり、制作した作品のフィードバックをもらえる環境が重要だと考えたのです。
自分なりに探した結果、望んでいた環境でありながらも無料だということで応募しました。
無料という点では最初は怖かったですが、説明会に参加し先輩方のツイッターを拝見して大丈夫だと確信しました。
柚木:
ゲームエフェクトコースの柚木と申します。現在、現役大学生です。
映像系の大学でモデリングやアニメーションをやっていて、独学でエフェクトを作っていました。
大学ではCGの授業を受けていた程度でしたので、1からのスタートでした。
一度就活をしてみたのですが、全く上手くいかなかったことがアカデミー入校のきっかけです。
1から学べるところはないかと探した結果、アカデミーを見つけて入校しました。
松原:
夜間背景モデルコースの松原と申します。私も現役の大学生で、主に建築を学んでいます。
入校前はCGをやったことがありませんでした。自分で絵を描いたり、模写をしたりしている程度でした。
入校を決めた理由としては、就活でゲーム業界に入りたかったのですが、卒業してから専門に入学となると金銭的に厳しかったので、無料のアカデミーに応募しました。
仙波:
キャラクターモデルコース卒業生の仙波と申します。去年の3月に大学を卒業後、アカデミーで半年間学びました。
アカデミーに入校したきっかけは、大学の4回生の時にゲーム開発会社のインターンシップに参加した時のことです。
3DCGが不明瞭な状態からMAYAの触り方を教えていただきました。何とか作った作品を通じて、自分の実力不足を痛感したのですが、
社員の方からアドバイスをもらいながら制作を続けていると、インターン前後で作った作品のクオリティがグッと上がっていたことに気づきました。
その事から、プロからフィードバックがもらえることは自分の成長の為に魅力的だと感じたので、同じ環境で学べるアカデミーに応募しました。
佐藤:
みなさん、ありがとうございます。みなさん共通して、何かしら壁にぶつかった経験をしたということですね。
ブラッシュアップしなければと思い、このアカデミーに応募された方が多いんだと印象を受けました。
佐藤:
ぶっちゃけ入校した後のギャップと、よかったところ、大変だったことの3つを教えて頂ければなと思います。
中村:
ギャップはオンラインならではの緊張感があったことですね。そもそも全てオンラインで講座を受けたことがありませんでした。
いざ参加してみると、対面で話す感覚と違い、自分が話すとみんなが一斉にこっちを向く感じがあったのです。これは最初だけの問題で、次第に慣れました。
よかったことは、同じ夢を持った人や先生などに出会え、学びあえたことが利益や財産になったと感じていることです。
1人でやっているときには解消できなかった不安や壁が、アカデミーでは解消できました。
大変だったのは、モーションで1番難しい壁にぶつかり悩んでいた時ですね。
ですが、今までと違い相談ができる人がいたり、話し合える人がいたりしたので、不安と上手く付き合っていくことができたのではないかと思います。
オンラインなのでいつでも相談できる環境でした。今でもわからないことは先輩に聞きながらやっています。
人に聞く姿勢が備わったおかげで、ここまでこれたのではないかなと感じています。
柚木:
5か月間という短い期間ですから、怒られたり厳しいことを言われたりするのかという恐怖心や、「本当に無料なのか?後から追加料金を取られたりしないのかな?」という不安がありました。
ですが、本当に完全無料でしたし、先生は優しく、受講生同士とも楽しく雑談しながら作業していました。それがギャップでした。
よかったことは、ゲーム業界のプロを目指す同じ目標の人たちが集っていることが一番大きいですね。1人ですと周囲に聞ける人がいなかったので、何が正しいのかも分かりませんでした。
大変だったのは、大学の卒業制作と同時に課題制作をやらなければいけないことが大変でした。
ダブルスクールでしたから、卒業制作をやらないと大学の卒業ができませんし、アカデミーのことを怠れば退学 *1 になってしまいますからね…。ですが、根性でどちらもクリアできました!
*1…就業支援前提のアカデミーでは、勤怠管理を重要視しており出欠状況が芳しくない場合は相談の上、早期退学となる場合があります。詳細はライブ説明会や説明会動画でご案内します。
松原:
ギャップに感じたことは、アカデミーってピリピリしている場所だと思っていましたが、そうではないと感じたところです。
「アカデミーに来るなら、本気で来い!」と佐藤さんも説明会で言われていましたので、最初は、熱意でみんなピリピリしているイメージでした。
よかったことでもありますが、私は夜間コースでありながらも、作業会で昼間の方たちとも繋がれてワイワイ楽しく作業していました。
本気で頑張っている仲間がいたからこそ、作業会でお互いの作品を見せ合ってフィードバックや意見を交わしていました。
刺激しあえる環境であったことが、アカデミーで学んでよかったと感じます。
大変だったことは、夜間コースは19〜22時ですので、習慣化するまでが大変でした。
仙波:
1つ目のギャップは、最初にフィードバックを中心にやるとお聞きしていたので、1人で黙々とやるイメージがあったことでした。
もう1つは、アカデミー入校直後に講師2名と話し合う機会があり身構えていましたが、
そこで「面接みたいにかしこまらなくていいよ!」と言っていただいたので、講師と打ち解けることができたのです。
部活の顧問の先生くらいの距離感で、いいギャップでした。
よかったことは、聞いていた通りプロからのフィードバックがいただけること、わからないことがあったら気軽に聞ける仲間がいたのが大きかったです。
反対に大変だと感じたのは、アルバイトとの両立をしていたので体力的に辛かったと感じていました。
佐藤:
皆さんの共通するところは、何かと両立しながら勉強をしていたんですね。
アカデミーは勉強時間というか課題の締切日がありますので、たしかにスケジュール管理がシビアです。そこに苦労したということですね。
僕たち運営側もカリキュラムを調整するのがかなり大変だったんです。
「ここまでだったら、受講生がダウンしないんじゃないか?」「もっといけるんじゃないか?」
と先生方と話し合いを重ねたカリキュラムになっていますから、いいところを突いていたと確信できましたね!中村さんの場合は、先生の印象はどうでしたか?
中村:
めちゃくちゃお世話になりました!もちろんモーションを教えてくれたこともあります。
ですが、それ以外にも「メンタル面」や「今後の人生観」についてたくさん話していただけました。
やり甲斐や楽しい部分のお話、現場のリアルな辛い場面の話もしてくださいました。仕事に就いてみて、それらを聞けたことにより、心の平穏を保ちつつ頑張れています。
佐藤:
アカデミーでは現役のデザイナーさんや、業界の経験が長い方たちが講師をされています。リアルな現場の雰囲気を教えてもらえるってのはすごくいいことですね。
佐藤:
入校前と現在を比較すると、どんなところに成長を感じたか聞いていきたいと思います。
もちろん技術的な面での成長はあると思いますが、半年間をやり切った人間力的な成長を聞けたらなと思いますがいかがでしょうか?
中村:
自分で調べてみたり人に聞いたりするなど、落ち着いて物事に対処できるようになったことだと感じます。
講師からメンタル的な話やモーションに関する理屈が知れたことにより、わからないことで自分を責めなくなりました。
柚木:
わからないことや気になることを、人に聞けるようになったことが成長したと思うポイントです。
入校前は、相手の時間などに気を遣ってしまい、聞くべきか迷いが生じていました。
しかし、アカデミーの学習期間が5か月間と短いので、自分のことを第一に考えるようになりました。そのため、すぐ行動に移せるようになりました。
松原:
私は複数のタスクをもってしまうと、パンクしてしまうことがあったのです。アカデミー入校後はCG制作していく工程で、作業のタスク化や自分のスケジュール調整がかなり重要でした。
今では自己調整ができるようになったので、成長したと感じるポイントになります。
仙波:
私も松原さんと同様にスケジュール管理ができるようになったことですね。実際の仕事を見越したカリキュラムになっています。
各々がスケジュール管理をして作業する環境を経験できたことがよかったと思います。
佐藤:
では最後に、今後の展望を聞いてみたいなと思います。こういったことにチャレンジしてみたいということはありますか?
中村:
今の一番の目標は、現場でいつも僕をみて下さっている憧れの先輩のようになることです。先輩はモーションの説明が上手くて、作業が早いのです。
先輩のようになれたら、選択の幅も広がるんだろうなと思います。1日でも早く先輩に追いつけるようにと、作ったモーションを真っ先に先輩に見せてフィードバックをもらっています。
佐藤:
近くにそんなロールモデルがいるのですね!
柚木:
アカデミーで使うソフトが決まっていたので、それ以外のソフトを習得したいなと思っています。
もう1つは、僕がエフェクトコースを選んだきっかけでして、雷属性のエフェクトを作ってみんなに「かっこいい」と言われたいです。
佐藤:
こだわりがいいですね!頑張ってください!
松原:
ディレクションを経験して、いつかは海外で働きたいなと夢見ております。
佐藤:
アカデミーを3年前に卒業した受講生が今年カナダに行きますよ!楽しみにしています。
仙波:
私は4月から入社なので最目下の目標として、一人前のモデラーになることです。就職した会社で業界を盛り上げていきたいと考えています。
佐藤:
みなさんには赤裸々に語っていただきました。本当はもっと根掘り葉掘り聞いていきたかったんですけども、時間の都合で座談会は以上とさせていただきます。ありがとうございました。
アカデミー入校前から受講中の様子、今後の展望までを卒業生たちが本音で語ってくれました。アカデミーの様子を少し知っていただけたのではないかと思います。
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