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イベントレポート
【10月18日(金)】受講生座談会イベント<完全未経験からキャラモデラーに!>

C&R Creative Academy(以下アカデミー)を多くの人に知ってもらいたく、2024年10月18日(金)に卒業生2名による座談会を開催しました。

今回登壇いただくお二人は学習体験プログラムGame Creators Farm(以下ファーム)の参加を経て、アカデミーを受講されています。
みなさんの気になるファームの過ごし方やアカデミーでの授業の裏側、先生や他の生徒との関わり方、卒業後の就職活動のリアル、ここでしか聞けない情報が盛りだくさんです。

Game Creators Farmとは

クリーク・アンド・リバー社が運営するC&R Creative Academyが、
これから3DCGを始める方・これまで独学で3DCGを学んできた方を対象として開設した【実践型学習プログラム】です。
【最短1か月】で、モデリングやテクスチャ制作等の課題を通して3Dデザインの基礎を、
自主制作を通して本科アカデミーに挑戦できる応用力を身につけていただけます。


[ゲスト]
・昼間キャラモデルコース 2024年10月卒業(COYOTE 3DCG STUDIO就業)佐藤さん
・昼間キャラモデルコース 2024年10月卒業(COYOTE 3DCG STUDIO就業)竹内さん

[インタビュアー]
・C&R Creative Academy 責任者:佐藤 浩平


Q1、受講生時代のコミュニケーションについて

佐藤(アカデミー責任者)※以下、佐藤塾長:
アカデミー受講中は他の受講生とどのようにコミュニケーションを取っていましたか?自分からコミュニケーションは取れましたか?

竹内さん(卒業生)※以下、竹内:
全然だめでした(笑)
複数人のオンラインでの雑談に慣れていなくて、最初は全然コミュニケーションが取れませんでした。
先生がいないときは静かにしていようと思い、黙っていました(笑)

佐藤さん(卒業生)※以下、佐藤:
私のときはあまりにみんながしゃべらなくて、しびれを切らして先生が「しゃべってください」と言っていました(笑)

竹内:
私のときは、先生が「アイスブレイクの時間」を作ってくれました。「自己紹介」や「何か面白い話」をする時間をとってくれました。

佐藤塾長:
それは良かったです!
ZoomやDiscordなどを使用した複数人のコミュニケーションに慣れていなかったということでしょうか?

佐藤:
はい。私はファームが初めてでした。
慣れていなくて、最初の2週間くらいは頭痛がひどかったです(笑)

一同:
(爆笑)

竹内:
そんなに!?(笑)

佐藤塾長:
最初は緊張しますよね(笑)

竹内:
私も対面では喋れませんでしたが、Discordのチャットはよく見ていました。
先輩たちが情報を共有してくれていたので、参考にしていました。

佐藤:
私も喋れなかったので、チャットで情報収集していました。

Q2、アカデミーの選考に進むにあたって、事前にどんな準備をしていたか

佐藤:
ホームページに書かれている面接対策を参考にして、あとは知り合いに聞いて自分のことを深掘りしました。
選考に受かったら半年間、クリエイターになるために走り続けることになるので「自分は本当にやっていけるのか」と考えて、意思を固めながら準備しました。

佐藤塾長:
素晴らしいですね!
実際、面接では「受講者が自分のことを深堀できているか」をチェックしているので!
竹内さんはいかがでしょうか。

竹内:
くりあちゃんの質問箱※をさかのぼったり、ホームページに書かれた面接対策を実施したりしました。
「なぜアカデミーに応募しようとしているのか」をしっかりと考えて準備していましたね。

※「くりあちゃんの質問箱」…SNS上で匿名で質問を受け付けて回答するコンテンツ

佐藤塾長:
それも重要ですね!
面接はくりあちゃんの質問箱やホームページで対策されていたとのことでしたが、資料やポートフォリオを作る際には何か参考にされましたか。

竹内:
資料やポートフォリオには指定があったので、その通りになっているかしっかりと確認していました。

佐藤:
「書いてあることを守る」のを徹底していました。
私はポートフォリオ作りが初めてだったので、参考画像をまねしていました。
課題通りにやる、レギュレーション通りにやることを意識していましたね。

佐藤塾長:
ありがとうございます!
「レギュレーション通りにやる」ということはこれから受験する方も意識して欲しいですね。
面接の際に回答に困った質問はありましたか?

竹内:
「なぜキャラモデラーを志望するのか」「なぜ別の業界からゲーム業界への転職を目指したのか」の質問に困りました。

全体的に志望動機の部分は、自分自身の深掘りが不足していました。
ホームページやXに面接のヒントがあるので、それに合う回答を準備しておくと良いです。

佐藤塾長:
竹内さんと同様に佐藤さんも異業種からの転職でしたね。
どうして他の業種から、ゲーム業界に転職しようと考えたのでしょうか。

佐藤:
もともとゲームが好きでしたが、当時29歳だったので2年間専門学校で学ぶのは金銭的に厳しいと思っていました。
そのときにXで「半年間無料でアカデミーを受講できる」と見つけて、チャンスだと思って挑戦しました。ただアカデミーのスケジュールは、働きながら受講するのは厳しいので、蓄えは必要だと思います。

竹内:
私はアカデミーのスケジュール通りには制作できなくて延長したので、お金に余裕を持っておくことが大切だと思います。

Q3、アカデミーの雰囲気について・印象に残っているエピソード

佐藤塾長:
入校する前と実際に入校してから何かギャップはありましたか?


佐藤:
ファームにいたときはコミュニケーションが取れず不安だったんですが、アカデミーに入ってからは先輩が話しかけてくれて、同期もいてすぐに安心できました。

竹内:
最初の1週間はDiscordの新入生部屋で同期と集まっていたんですが、先輩も来て話しかけてくれて、アカデミーではみんな仲が良さそうだという印象を受けました。

佐藤塾長:
それは良かったです!アカデミーには先輩から後輩に話しかけてくれる文化がありますね。
アカデミーの授業では、専門学校や大学の授業や講義のように丁寧に説明しているわけではないですが、それに関してはどうですか?

佐藤:
自分で調べることも大事ですが、私は調べるのが苦手だったので、先輩に聞いていました。先輩が調べ方やヒントを教えてくれたおかげで、自分で進められるようになりました。

竹内:
情報共有の大切さを実感したので、先輩にしてもらって良かったことを後輩にもしてあげようと心がけていました。

佐藤塾長:
素晴らしいです!アカデミーはコミュニケーション自体を学ぶ場所にもなっているので。
受講中で特に印象に残っているエピソードはありますか?

竹内:
途中でアカデミーの方針が変わってクラス替えがあった時、それがちょうど自分たちの時期でした。
クラス替えの2日前くらいに新しい先生が増えると聞き、どの先生にお世話になれば良いか不安でしたが、私は結局今までの先生にお世話になっていました。

佐藤:
みんなでフィードバックをし合う「フィードバック会」を定期的にやるんですが、夏季休暇で先生がいなくても受講生で集まって作品を見せ合っていました。
積極的にフィードバックし合おうという空気があるのが印象的でした。

Q4、作業環境について

佐藤塾長:
講師の方とは頻繁にコミュニケーションを取る機会がありましたか?

佐藤:
担当の講師とはコミュニケーションを取る機会はあります。
講師は前半と後半に分かれており、前半はしっかりとフィードバックをしてもらい、疑問があればすぐにコミュニケーションを取れます。

後半は仕事に近い内容で、2回決まったタイミングで課題を提出します。また、後半の講師にも適切に質問ができる環境が整っています。

佐藤塾長:
ありがとうございます!
ちなみに作業に行き詰まった時の切り抜け方、息抜きの方法は何かありますか。

竹内:
先生のアドバイスを素直に実践していました。
ファームには頑張っている人が多く、自分もやる気が湧いてきました。
1人ではここまでストイックにはなれなかったので、良い環境に感謝しています。

佐藤:
ずっと行き詰まっていたので、それが普通になっていました(笑)。
漠然とした未来に不安を感じるより、目の前の小さなことを一つずつ乗り越えることに集中していました。
いきなり上手くなるわけではないので、毎日少しずつ努力を続け、不安なときは上手い人の作品ではなく、初心者の作品を見て安心していました。

Q5、アカデミーで学んだことが、実務で役立っているか

佐藤塾長:
アカデミーで学んだことが「実務で役立っている」と実感したことはありますか?

佐藤:
フィードバック会を通して、自分の分からないことを言葉にして伝えられるようになり、他の人の疑問解決にも役立てるようになりました。
コミュニケーションも技術と同じくらい大切で、仕事でもお互いに考えをすり合わせることが結果につながると思います。

竹内:
アカデミーでは細かい締め切りが設定されているので、計画的に進められるのが良かったです。
独学では締め切りがなく時間がかかっていましたが、アカデミーでの経験を通して、目標を設定し自分で進める力が身についたと感じています。

アカデミー本科を目指している方へメッセージ

佐藤塾長:
皆さんありがとうございました!
最後にアカデミー本科の入校を目指している方へメッセージをよろしくお願いします。

佐藤:
未経験や年齢の壁を感じても、しっかり努力すれば道は開けると思います。
制作を続ける中で息抜きも大切にしながら課題をこなしていくことが重要です。
未経験でも頑張れば可能性はあるので、応援しています!

竹内:
独学のときは最初に大きな目標を立てすぎて失敗しましたが、アカデミーでは段階的に目標を設定できたのが良かったです。
また、規則正しい生活も大切です。
アカデミーでは座りっぱなしになりがちなので、適度に体を動かしたり、外の空気を吸ったりしてリフレッシュしてくださいね。

取材後記

今回の座談会では、ファームの参加を経て、アカデミーへ入校したお2人に入校のきっかけやファーム・アカデミー、それぞれの受講中の生活や作業環境など、気になる質問にお答えいただきました。
現在ファームに在籍中の方にも、今後ファームの参加を検討されている方にも、参加後の様子がリアルに想像できたのではないでしょうか。

C&R Creative Academyでは授業料が完全無料で、就業後に活かせる実践形式の授業を行っています。
説明会や無料カウンセリングを随時開催していますので、現在の経験や実力で応募できるか悩んでいる方や、選考やカリキュラムについて不安がある方は、ぜひ一度ご参加ください!
説明会はこちらからお申し込みできます!

文:小川翔太

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